アブラムシ
被害症状
葉の裏や未展開葉の隙間に寄生し増殖する。ビニール展張後は展開葉、花、果房に寄生し吸汁する。多発すると排泄物で葉や果実がべたつき、生育が低下する。イチゴウイルス病を媒介する。
生態
- ハウス内では冬季にも発生する。早春から発生が見られ、5月頃から多くなり7月以降は高温抑制を受け黄色のわい化型となり増殖は抑えられる。
- 春から秋にかけて多くの植物に寄生する。ハウスの周りの雑草に多く寄生する。
- 9月以降は増殖が盛んになり、周辺雑草や他作物からの飛び込みがあるので環境整理を行なう。サイクルは胎生雌幼虫→孵化幼虫→2・3・4齢幼虫→胎生雌幼虫である。20~25℃では7~10日で成虫になる。
防除のポイント
- 圃場周辺の雑草の除去。環境生理。
- 開花時までの予防散布。
薬剤リスト
薬剤名 | 系統 | 倍率 | 時期 | 回数 | 注意事項 |
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モスピラン水 | 4000 | ||||
モスピラン粒 | ク | 1g/株 | 定植時 | 1 | |
オンコル粒 | 1g/株 | 定植時 | 1 | ||
アドマイヤー粒 | ク | 0.5g/株 | 定植時 | 1 | |
アーデント水 | ピ | 1000 | |||
ロデイ-乳 | ピ | 1000~2000 | |||
アグロスリン | 1000 | ||||
マラソン乳 | 2000~3000 | ||||
ジェットVP | 50g /160m3 | 7 | 3 | DDVP煙 | |
サンマイトFL | 500~1000 | ||||
ピラニカEW | 2000 | ||||
モスピランジェット | ク | 50g/400m3 | |||
マブリックジェット | 50g/400m3 | ||||
シーマジェット | 75g/400m3 | ピラニカ・バッサの混合 | |||
アデイオン | 3000 | 前 | 5 |
- 病害名
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- うどんこ病 |
- 炭そ病 |
- イオウ病 |
- 灰色カビ病 |
- その他の病気 |
- イチゴの生理障害の種類と対策 |
- イチゴ病害適用農薬表
- 害虫名
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- ハダニ・ホコリダニ |
- スリップス |
- アブラムシ |
- ハスモンヨトウ |
- イチゴメセンチュウ |
- クルミネグサレセンチュウ |
- その他の害虫 |
- イチゴ害虫適用農薬表